FairiesがBeat Generation / No More Distanceというシングルをリリースしました。
Fairiesがどのようなグループが実は知らないのですが、Fairiesとはfairyの複数形で、fairyとは「妖精」のことを言います。「フェアリーテイル」という言葉を聞いた事があると思いますが、fairy tale「フェアリーテイル」とは「おとぎ話」「童話」という意味があります。
次に、シングル名のBeat Generationの意味ですが、まずBeat Generationは一般的に「ビート世代」と言う意味があります。Beat Generation「ビート世代」とはBeatnik「ビートニク」とも呼ばれ、1914年から1929年までに生まれた世代のアメリカの大人で、大量消費社会やアメリカンドリーム(庭付きマイホーム、自動車などなど)に反抗して自由な生き方を理想とした世代の事をいいます。
アメリカでは社会の変化に伴いGeneration「世代」に名前を付けます。例えば、Generation X「ジェネレーションエックス」はアメリカで1960年から1974年に生まれた世代の事を言います。この時代にはベトナム戦争の最中から終結にかけて10歳を迎えており、アメリカへの愛国心もなく、逆にヒッピーなどの自由な精神にも興味がなく、冷めた考えを持つ世代を意味します。
アメリカのGeneration「世代」については別の機会に説明します。
ところで、FairiesのBeat Generationは本当に「ビート世代」を意味しているのでしょうか?いいえ、歌詞を見る限りではFairiesのBeatには音楽の「ビート」の意味があるような気がします。Beat「ビート」には音楽に関する意味では「拍子」「強拍」と言う意味があります。また、心臓の心拍にもbeat「ビート」を使いますので、FairiesのBeat Generationの場合は音楽のリズムという意味と、恋でドキドキする心臓のbeat「ビート」の意味をかけているのではないでしょうか?