TPPとはTrans-Pacific Partnershipの略で「環太平洋戦略的経済連携協定」という意味です。今、日本が参加するか否かで大議論を興じているところですよね。日本の農業を守るために、TPP反対派が様々なところでデモ行進したりしていますよね。アメリカにゴマをするか、日本の農業などを守るのか?焦らずゆっくり議論した方がよいと思います。
Trans-Pacific Partnershipのtransとは「越える」とか「変える」という意味の接頭語です。例えば、映画名でもあるTransformer「トランスフォーマー」。transformに~する人という意味のerを付けた言葉ですよね。このtransformには「変換する」「変形する」という意味がありますtrans「変える」 + form「形」でtransform「形を変える」という意味になります。
ではTPPのTrans-Pacificとはどのような意味でしょうか?この場合のtransは「超える」を使います。つまりtrans-pacificで「太平洋を越えた」という意味になります。それを上手に日本語にしたのが「環太平洋」なのでしょうね。TPP参加国が太平洋を中心に円状に位置している事実も「環太平洋」という言葉を使っている理由だと思います。