SQL辞典

【SQL算術関数】TRUNC – 数値を切り捨てる(Oracle)

投稿日:2009年9月12日 更新日:

Oracleで数値を切り捨てるにはTRUNC関数を使います。SQL ServerはROUND関数を使って四捨五入と切り捨ての両方の処理を行う事ができます。

文法:

TRUNC(value [ , d ])

valueに指定した値を切り捨てる。dで小数点何ケタを残して切り捨てる事もできる。

使用例:小数点は全て切り捨てる

SELECT value, TRUNC(value) FROM tbTestTable;
value     TRUNC(value)
———————————————
3.14      3
2.85      2
5.55334    5

使用例:小数点1ケタを残して切り捨てる

SELECT value, TRUNC(value, 1) FROM tbTestTable;
value      TRUNC(value, 1)
——————————————–
3.14      3.1
2.85      2.8
5.55334    5.5

SQLコマンド辞典に戻る

広告

広告

-SQL辞典


comment

関連記事

no image

【SQL文字列関数】INITCAP – 文字列の先頭を大文字に変換する(Oracle、SQL Server)

OracleやSQL Serverで文字列の先頭だけを大文字にするには、INITCAPを使います。 構文: INITCAP(word) wordの先頭文字のみ大文字にする。 使用例:単語の先頭を大文字 …

no image

【SQL文字列関数】REPLICATE – 指定した文字列を繰り返す(SQL Server)

SQL Serverでは、REPLICATE関数を使って文字列を指定回数繰り返す事ができます。 文法: REPLICATE(s, n) sに指定した文字列をn回繰り返す。 使用例:社員名列をN列の回数 …

no image

【SQL算術関数】FLOOR – 引数以下で最も大きい整数値を求める(Oracle、SQL Server)

OracleやSQL Serverで引数以下で最も大きい整数値を求めるには、FLOOR関数を使います。例えば、3.14以下で最も大きい整数値は3です。逆に引数以上で最も小さい整数値を求めるにはCEIL …

no image

【SQL日付関数】SYSDATE – 現在の日付を取得する(Oracle)

Oracleで、現在の日付を取得するにはSYSDATE関数を使います。Oracleの場合、SYSDATEに括弧は不要ですのでご注意を(例:SYSDATE()はエラーになる)。SQL Serverの場合 …

no image

【SQL算術関数】SQUARE – 値を2乗する(SQL Server)

SQL Serverで、値を2乗するにはSQUARE関数を使います。 文法: SQUARE(value) valueの値を2乗する。 使用例:ポイントを2乗する。 SELECT point, SQUA …

広告

転職