SQL辞典

【SQL算術関数】CEIL / CEILING – 最も小さい整数を返す(Oracle、SQL Server)

投稿日:2009年9月10日 更新日:

引数に指定した値に対して、それ以上で最も小さい整数値を求めるにはOracleの場合はCEIL関数、SQL Serverの場合はCEILING関数を使います。CEILINGは天井という意味があります。引数に指定した数字が整数と整数の間に挟まれていて、それの天井(CEILING)の値を求める、つまり引数に指定した数字からみて次の整数を求める、というイメージを思い浮かべればわかりやすいかもしれません。
逆に引数以下で最も大きい整数を求めるには、FLOOR関数を使います。

文法:

CEIL(n)
CEILING(n)

nに指定した値以上で、最も小さな整数値を求める。

使用例:

SELECT number, CEILING(number) FLOOR(number) FROM tbTestTable;

number    CEILING(number)    FLOOR(number)
——————————————————————————-
3.14      4              3
-2.993     -2             -3
10.43     11             10 

SQLコマンド辞典に戻る

広告

広告

-SQL辞典


comment

関連記事

no image

【SQL文字列関数】RTRIM – 文字列の右(末尾)から空白文字を削除する(Oracle、SQL Server)

OracleやSQL Serverで、文字列の右(末尾)から空白文字(スペース文字)を削除するにはRTRIM関数を使用します。 構文: RTRIM(word) wordに指定した文字列の右から空白文字 …

no image

【SQL文字列関数】REPLICATE – 指定した文字列を繰り返す(SQL Server)

SQL Serverでは、REPLICATE関数を使って文字列を指定回数繰り返す事ができます。 文法: REPLICATE(s, n) sに指定した文字列をn回繰り返す。 使用例:社員名列をN列の回数 …

no image

【SQL文字列関数】LTRIM – 文字列の左(先頭)から空白文字を削除(Oracle、SQL Server)

OracleやSQL Serverで文字列の左(先頭)から空白(スペース)文字を削除するにはLTRIM関数を使用します。 構文: LTRIM(word) wordで指定した文字列の左側から空白文字を削 …

no image

【SQL日付関数】CURRENT_DATE – 現在の日付を取得する(Oracle)

OracleではCURRENT_DATE関数を使って現在の日付を取得する事ができます。OracleにはSYSDATE関数でも現在の日付を取得する事ができます。CURRENT_DATE関数には括弧は不要 …

no image

【SQL算術関数】SQRT – 平方根(ルート)を求める(Oracle、SQL Server)

OracleやSQL Serverで数値の平方根を求めるには、SQRT関数を使います。SQRTはSqare Rootの略です。 文法: SQRT(value) valueの平方根を求める。 使用例:数 …

広告

転職