引数に指定した値に対して、それ以上で最も小さい整数値を求めるにはOracleの場合はCEIL関数、SQL Serverの場合はCEILING関数を使います。CEILINGは天井という意味があります。引数に指定した数字が整数と整数の間に挟まれていて、それの天井(CEILING)の値を求める、つまり引数に指定した数字からみて次の整数を求める、というイメージを思い浮かべればわかりやすいかもしれません。
逆に引数以下で最も大きい整数を求めるには、FLOOR関数を使います。
文法:
CEIL(n)
CEILING(n)
nに指定した値以上で、最も小さな整数値を求める。
使用例:
SELECT number, CEILING(number) FLOOR(number) FROM tbTestTable;
number CEILING(number) FLOOR(number)
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3.14 4 3
-2.993 -2 -3
10.43 11 10