SQL辞典

【SQL変換関数】NULLIF – 等しい場合にNULLを返す(Oracle、SQL Server)

投稿日:2009年8月30日 更新日:

NULLIF関数は2つの引数を比較して、2つの引数が等しい場合はNULLを返します。等しくない場合は、1つ目の引数を返します。Oracle、SQL Serverなどで利用できます。

構文:

NULLIF(a, b)

aとbが等しい場合にNULLを返し、aとbが等しくない場合はaを返す。

使用例:point1とpoint2を比較して、等しい場合はNULLを返す

SELECT point1, point2, NULLIF(point1, point2) FROM tbTestTable;

point1  point2  NULLIF(point1, point2)
—————————————————————
30    20    30
40    40    (NULL)
10    20    10
14    14    (NULL)

SQLコマンド辞典に戻る

広告

広告

-SQL辞典


comment

関連記事

no image

【SQL日付関数】NEXT_DAY – 指定した曜日が次に来る日付を求める (Oracle)

OracleではNEXT_DAY関数を利用して、指定した曜日が次に来る日付を求める事ができます。 文法: NEXT_DAY(date, week) dateから見てweekで指定した曜日が来る次の日付 …

no image

【SQL算術関数】EXP – 指数値を求める (Oracle、SQL Server)

OracleやSQL Serverで指数値を求めるには、EXP関数を使います。 EXP(n) eのn乗を計算する。eとはネイピア数の事を言い、e=2.71828…である。 使用例:x列の指 …

no image

【SQL算術関数】SIGN – 符号を取得する(Oracle、SQL Server)

SQL ServerやOracleで数値の符号を取得するにはSIGN関数を使います。数値がプラスの時は1、マイナスの場合は-1、ゼロの場合は0を返します。 構文: SIGN(value) valueの …

no image

【SQL日付関数】CURRENT_TIMESTAMP – 現在の日時を求める(Oracle、SQL Server)

OracleやSQL Serverでは、CURRENT_TIMESTAMP関数を使って現在の日時を求める事ができます。 使用例:現在の日時を取得する。 SELECT CURRENT_TIMESTAMP …

no image

【SQL算術関数】CEIL / CEILING – 最も小さい整数を返す(Oracle、SQL Server)

引数に指定した値に対して、それ以上で最も小さい整数値を求めるにはOracleの場合はCEIL関数、SQL Serverの場合はCEILING関数を使います。CEILINGは天井という意味があります。引 …

広告

転職