システムデータベースには、SQL Server自身が使用する重要な情報が格納されています。
master
・インスタンスのサーバ設定
・ユーザ情報
・システム環境
model
・テンプレート用のデータベース
msdb
・バックアップや復元に関するヒストリ情報
・スケジュールジョブに関する情報
tempdb
・SQL Serverが一時的にデータを記憶するためのデータベース
データベースをバックアップする場合は、master、model、msdbはバックアップを行った方が良いですが、tempdbはバックアップする必要は全くありません。tempdbのデータは、クライアントがデータベースにアクセスして作業している間は、保存されますが、クライアントの接続が切れると、データが消えてしまいます。また、SQL Serverが再起動すると、tempdbのデータも初期化されます。