サーバエンジニアだったら、PDUと言うと「Power Distribution Unit」を思い浮かぶ方が多いともいますが、PMPホルダーが使うPDUと言う言葉はまったく違った意味があります。
PDUとはProfessional Development Unitの略で、PMP資格の維持に必要な継続学習の単位の名前です。1PDU=1時間で計算します。PMPの資格を維持するためには3年間で60PDU以上を取得する必要があります。CISSPと違って、1年目にいくつ、2年目にいくつ・・・というように取得する必要はないので、3年目に一括して60PDU取得する事も可能ですが、PMPの継続学習の目的は言葉のとおり「継続」して学ぶことですので、毎年継続してPDUを取得するのが良いでしょう。
PDUを取得するためにはいくつかの方法があり、大きく「教育」と「ギブバック活動提供」に区分され、その中でいくつかの区分があります。
■教育
カテゴリーA(REP、PMI)
- PMIに登録されたREPが提供する教育コース
- PMI、PMI支部、PMI実務コミュニティが提供するセミナーやカンファレンス等
- PMIパブリケーションクイズ(70%正解が必要)
カテゴリーB(継続教育)
- 大学などで開催されるアカデミックコース
- PMI未登録の団体が提供するプロジェクトマネジメントに関連する教育コース
- 所属企業内でのプロジェクトマネジメントに関連する研修
カテゴリーC(自習)
- 記事、書籍、教育マニュアル等の読解
- ビデオ、ポッドキャスト等の視聴
- 同僚やチームメイト、お客様、コンサルタント等の公式な検討会
■ギブバック活動の提供
カテゴリーD(プロジェクトマネジメント知財の新規開発
- プロジェクトマネジメント教科書の著書
- 記事の著書
- PMIナレッジシェルフ向けの記事の著書
- ニュースレター
- ブログ
- Webinar
- ポッドキャスト
- プロジェクトマネジメント関連のコースウェア作成・開発
- 公演
- モデレータやパネリスト
カテゴリーE(ボランティア活動)
- PMI支部やPMI実務コミュニティ活動でボランティアとして最短3ヶ月務める
- ボランティアサービスの提供
カテゴリーF(プロジェクトマネジメントでプロフェッショナル活動)
- プロジェクトマネージャーとしての活動