SQL辞典

【SQL集計関数】SUM関数 – 合計値を求める(Oracle、SQL Server)

投稿日:2009年8月29日 更新日:

OracleやSQL Serverなどで列の合計値を求めるにはSUM関数を使います。集計関数の中でSUM関数が一番良く使われる関数です。引数にDISTINCTを修飾すると重複を除いた合計を求める事ができます。ALLの場合は重複も含んだ合計を返します。DISTINCT、ALLを省略した場合はALLとみなして合計値を計算します。

使用例:社員の年齢の合計値を求める

SELECT SUM(age) FROM tbEmpTable;

SUM(age)
—————————-
123

使用例;社員の年齢の重複値を除いてから合計値を求める

SELECT SUM(DISTINCT age) FROM tbEmpTable;

SUM(DISTINCT age)
—————————–
89

使用例:男女それぞれの年齢の合計を求める

SELECT gender, SUM(age) FROM tbEmpTable
GROUP BY gender;

gender,    SUM(age)
————————————-
male     73
female    50

SQLコマンド辞典に戻る

広告

広告

-SQL辞典


comment

関連記事

no image

【SQL日付関数】DATENAME – 日付要素を文字として取得する(SQL Server)

SQL Serverでは日付値から日付要素を文字列をして取得する為にDATENAME関数を使う事ができます。 文法: DATENAME(element, value) valueに指定した日付値の日付 …

no image

【SQL算術関数】ABS – 絶対値を取得する(Oracle、SQL Server)

OracleやSQL Serverでは、ABS関数を使って数値の絶対値を求める事が出来ます。 文法: ABS(value) valueの絶対値を求める 使用例:夫婦の年齢差を求める。 SELECT h …

no image

【SQL変換関数】NVL2 – NULL値を変換する(Oracle)

NVL関数がバージョンアップ?したNVL2関数があります。NVL2はOracleのコマンドで、以下の通りにNULL値を別の値に変換することができます。 構文: NVL2(式, 値1, 値2) 式の値が …

no image

【SQL文字列関数】REPLACE – 文字列の置換(Oracle、SQL Server)

文字列のある文字を、別の文字列に置換するにはREPLACE関数を使用します。 文法: REPLACE(word, x, y) wordからxを検索し、それをyに置換する。 使用例:メールアドレスのドメ …

no image

【SQL文字列関数】TRIM – 指定文字の削除(Oracle)

Oracleで文字列から指定した文字を削除するにはTRIM関数を使用します。TRIM関数では、先頭・末尾にある文字しか削除することができません。またSQL Serverでは使用できません。 文法: T …

広告

転職