最近デジタルサイネージという言葉を良く聞きます。「デジタル」が付いているのでなんとなくIT系の言葉だろうな、と想像はつきましたが一体デジタルサイネージとは何なのでしょう?
デジタルサイネージは英語でDigital Signageと書きます。Digitalは「電子」という意味である意味日本語化していますが、発音はどちらかと言うと「デジタル」ではなく「ディジタル」です。signageは「看板」という意味があります。signageに似ている単語でsignがありますね。signもほぼ日本語化していますが「サイン」の事です。signは「象徴」とか「記号」「看板」「標識」など多くの意味があります。ネオンサインは夜に目立つ看板の事を言いますよね。
このsignと同じくsignageにも「看板」という意味があります。ですので、Digital Signageとは「電子看板」の事を言います。では通常のネオンサインなどの看板と何が違うのでしょうか?
それはDigital Signageは通常の看板と違い、1つの看板で無数の広告を表示する事が可能です。パソコンのモニターみたいなものですから表現豊かな広告を表示する事も可能です。また、時間・場所・気温などの環境・近くにいる人の年齢・性別等から判断し、興味を持ってもらえるような広告を自動的に表示したりする事も可能です。
コスト面でも初期投資は大きいですが、アナログの看板とは違い、Digital Signage(デジタルサイネージ)は広告の取り外しなどを行う必要もなく、一度取り付ければネットワーク経由で無数の広告データを転送する事が可能ですので、コスト面でも利点が多くあります。
現段階ではDigital Signage(デジタルサイネージ)は少ないですが、これからどんどん普及していくに違いありません。