SQL Master データベースエンジニアとセキュリティエンジニアとLinuxエンジニアのための情報

【SQL文字列関数】TRIM – 指定文字の削除(Oracle)

Oracleで文字列から指定した文字を削除するにはTRIM関数を使用します。TRIM関数では、先頭・末尾にある文字しか削除することができません。またSQL Serverでは使用できません。

文法:

TRIM( [LEADING | TRAILING | BOTH ] [ a FROM ] word )

LEADINGを指定すると、先頭から削除します。TRAILINGを指定すると末尾から削除します。BOTHを指定すると、先頭と末尾の両方から指定文字を削除します。LEADING、TRAILING、BOTHのいずれも指定しない場合は、BOTHとみなされます。
削除する文字を指定する場合は[ a FROM ]のaに指定文字を記述します。[a FROM]を省略した場合は空白を削除します。

使用例:メールアドレスから@以降のドメインを削除する

SELECT email, TRIM(TRAILING ‘@sql-master.net’ FROM email)

email              TRIM(TRAILING ‘@sql-master.net’ FROM email)
————————————————————————————————–
yamada@sql-master.net      yamada
okada@sql.jpn.org         okada@sql.jpn.org

SQLコマンド辞典に戻る